HX STOMP

MeloAudio MIDI COMMANDERが「HX STOMPに対応した」とのことだったので

2020年末、HX Stompを購入してスタジオで使用するも「こんなに高いものは踏む気になれない……」と貧乏性全開になってしまった自分はMIDIコントローラーでHX Stompをコントロールできることを知りMIDIコントローラーを探し始める。

しかしMIDIコントローラーは意外と高かった。
そんな中、スイッチ数も多くMIDIコントローラーとしては比較的安価なMeloAudio MIDI COMMANDERを見つける。
「これいいじゃないか!」
と思ったがさらに調べていくと「SnapShotに対応していない」との記事が。
使いこなしている状態ではないがHX Stompの強みであるSnapShotが使えないのは痛い。
ふりだしに戻る。別のコントローラーを探し始めることになる。

MeloAudio MIDI COMMANDERを見つけて1か月。
そろそろ何かしら購入に踏み切るか。と思い比較のため改めてAmazonのMeloAudio MIDI COMMANDERを見ると思いがけない一文が!

2021/1/8
この度の更新で、一つ目のモードを “JAMP”から “HXstp” へと変更しました。 “HXstp” モードは Line6 HX Stomp への交換性が向上し、より使いやすくなりました。

amazon:MeloAudio MIDI COMMANDER MIDI

「やったぜ!!即購入だ!!」

在庫があったのでポチり後翌日着荷。
封を開けて電源投入!
起動!液晶ON!発色良し!
そして目に入った文字列は

「JUMP」

落ち着いて電源を落として1番スイッチを押しながら電源ON

「JUMP」

ファームウェアアップデートでどうにかなるのか!?
ネットで調査。方法はわかるも大苦戦。
その後何とかHX Stompモードで起動したので自分がとった手順と苦戦したポイントをメモしました。

※注意

本記事ファームウェアの更新、このダウンロードにより損害が生じても本サイトは一切の責任負いません

ダウンロード

MeloAudioのメーカーサイト(https://meloaudio.com/)ヘッダーにあるリンク「MANUAL」をクリックして移動
ページを下へスクロースし「Windows DFU program」「Update for LINE6 HX STOMP」という書庫的な画像が配置しているブロックへ移動
書庫的な画像はリンクになっているのでそれぞれをクリックしてダウンロード

必要があればドライバーを更新する

自分の場合だけかもしれませんが「ドライバーは必要としない」されている本製品。
後述する「DfuSeDemoを起動してファームウェアをインストールする」でMIDI COMMANDERが認識されずファームウェアインストール先に設定できませんでした。
そのため、ドライバーが正常に動いているかの確認が必要です。

デバイスマネージャーを起動し「ソフトウェアデバイス」を展開。
「TSMIDI」のドライバーが正常に動作していれば、下記ソフトウェアのインストールは不要だと思われます。(未検証)

ドライバーが正常に動作していない場合は先ほど「Windows DFU program」をクリックしてダウンロードした「en.stsw-stm32080.zip」を解凍。
解凍したフォルダ内にある「DfuSe_Demo_V3.0.6_Setup.exe」をインストール。
特に何も変更せずにインストールを行ってください。

インストール完了後にデバイスマネージャーから先ほど調べた「TSMIDI」をダブルクリック。
開いたダイアログのタブ「ドライバー」を選択
「ドライバーの更新」を押下
コンピューターを参照してドライバーを検索を押下
どこにインストールされてるかわからないので場所「C:\」を指定
「サブフォルダーも検索する」にチェックを入れる。
「次へ」を押下。
これでドライバーが当たると思います。

ファームウェアアップデート

本体を起動

MIDI COMMANDERをUSBでPCに接続
スイッチの「D」と「Down」を押しながら起動
「3」のLDEが光り、液晶には何も表示されない状態になればOK

DfuSeDemoを起動してファームウェアをインストールする

MeloAudioのメーカーサイトでダウンロードした「DFU_Package_V3_For_Line6HX_Stomp.zip」を解凍。
解凍されたフォルダー「DFU_Package_V3_For_Line6HX_Stomp」に移動。
「DFU_Package_V3_For_Line6HX_Stomp」に移動。
「MidiCommander_DFU_APP」に移動。
「DfuSeDemo.exe」を起動。
「WindowsによってPCが保護されました」というダイアログが出たら「詳細情報」を押下後に現れる「実行」を押下。

DfuSeDemoが起動したら下記画像(1)に「STM Device in DFU Mode」と表示され接続したMIDI COMMANDERが認識されていることを確認します。

下記画像(2)の「Choose」を押下
先ほど解凍したフォルダー「DFU_Package_V3_For_Line6HX_Stomp」から
「DFU_Package_V3_For_Line6HX_Stomp」を選択し「Midicommander_line6HX3x_V5.dfu」を選択
選択すると「File correctly loaded.」と表示されロードが完了します。

下記画像(3)の「Upgrade」を押下し「はい」を選択してインストール
青緑のバーが進み進捗が確認できます。一番右まで進み「success」的な文言(うろ覚え)が表示されれアップデート完了になります。
このアプリは閉じて問題ないです。

MIDI COMMANDERをHXstpモードで起動

MIDI COMMANDERの電源を一度落とします。
1スイッチを押しながら電源を入れることでHXstpモードで起動します。

HXstpモードで起動するMIDI COMMANDER
HXstpモードで起動するMIDI COMMANDER

お疲れ様でした!

最後に

色々大変だった……てっきりファームウェア更新したものが届くと思っていたのに大苦戦。
そして苦戦の理由がドライバーというのが結構盲点で時間がかかってしまった。

ちなみに購入に至った要因であるSnapShotは機能することを確認しています!
カスタムモードでほかの機材を動かしてみたり色々楽しめそうです!!
(勉強しなきゃだけど……)

投稿者:

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quick04

微妙なWEBデザイナー

「MeloAudio MIDI COMMANDERが「HX STOMPに対応した」とのことだったので」への2件のフィードバック

    1. Momongaさん
      コメントありがとうございます!
      稚拙な記事ではありますがお役に立てていただけたならなによりです!

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